|
最近は、お米のごはんが見直されてきたことを反映してか、
「ごはんや」というお米のごはんを中心とした外食産業の店が
増えてきたと思います。 以前でしたら、いわゆる定食屋という個人経営でやっていた食堂が、 チェーン化された外食産業の形態として成り立っています。 いわゆる町の定食屋さんが廃れる中、新しい外食産業として復活しているのですね。 お米は古くから日本の主食であります。 稲作をやめて野菜や果実を生産する農家が増えていますが、 それでもお米は日本人の文化の中心でもあります。 お米は、命をつなぐ大切な食べ物であると同時に、日本の慣習や儀式の中に 深くかかわりを持っています。 日本各地に伝わっているお祭りは、田の神に豊作を祈ったり, 感謝することに由来しているといわれていますし、 相撲の土俵入りの「シコヲフム」も「四股を踏む」であり大地をふみ、 豊作をもたらす田の神の力が田から消えないようにするという意味があったと考えられています。 日本人は、3000年も前から、お米を作ってきました。 縄文時代には人口が約27万人だったのが,弥生時代には約60万人。 奈良時代には,600〜700万人と増え、これはお米の生産量が増えるのにしたがって 人口も増えたといわれています。 米1石というのは人間1人の1年分のお米にあたり、30万石ということは、 30万人を養えるだけのお米が収穫できたいうことです。 ですから、加賀100万石というのは、ほんとうにすごいことなんですね。 正に、お米を持つ者は、富と権力を持ち、豊かさの象徴でもあったわけですね。 そしてお米=お金に換算したのは江戸時代からですが、 そこまでお米というものは日本人の生活に深く浸透していたのですね。 お米がどうしてこれほどまでに日本人の文化の象徴、DNAにも入っていると言っても おかしくない程、生き方や考え方まで浸透したのでしょうか? お米は1つの種から7本の穂ができ、7本のそれぞれに270粒の 実がつき、1890粒ができます。 春に植えた1粒の米から、秋には1890粒になった黄金色の稲穂が実るわけです。 これってすごいことですよね。 お米=富と考えると、たった1つから半年足らずで1890倍になるのですから。 すごい利回りですよね。 なので、太陽に感謝し、和を重んじ、労働の尊さ、収穫の喜びや感謝の思い、 自然や生き物に対す畏敬の念というものが培われてきたのだと思います。 「利益」の「利」の字の禾(のぎへん)は、木の上に稲の穂がたれさがっている 状態をあらわしていて稲と関連があるのです。 そして、「稲穂を刈る」という漢字の組み合わせでできています。 また、「稲」は「イネ」であり「イノチのネ(根)」を意味しているのです。 このことからもお米は、富と権力などの、豊かさの象徴であるし、 命をつなぐエネルギーの元となるものなのです。 黒澤明監督の「7人の侍」という映画をご存知ですね。 この映画の中でも、お米がうまく表現されていました。 有名な映画なので、ストーリーはよくご存知だと思います。 野武士の襲撃に悩む農民たちが侍を雇って村を守ろうとし、雇われた7人の侍たちと 野武士との戦いを描いた映画史上永遠に残る名作中の名作です。 この映画の主人公は、普通は志村喬演じる勘兵衛や三船敏郎演じる菊千代かと思いますが、 実はこの映画の本当の主人公は、農民なのですね。 (しかも、土屋嘉男演じる利吉。(笑)) いずれにしても、この映画の中ではお米がうまく使われていました。 サプリメント選びで失敗しないための法則TOPページへ戻る |